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#AI

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レター#AI

既視感 / eGFR腎機能評価 / 高血圧治療 / 集中力に欠けることも必要 / AIと大学生 / 「いつ死んでもいい」という言葉

「檸檬」の déjà vu 既視感 2026年3月24日、朝日新聞の「天声人語」が、神保町の電話ボックスに集まる若者たちと梶井基次郎の『檸檬』を結びつけて語っていた。人気アニメ『チェンソーマン』の聖地巡礼と、かつて京都の丸善にレモンを置きたいと憧れた文学少年の思い、これが見事に重なるというコラムだ。 さらに評論家...

レター#AI

血圧120の向こう / Claudeとクヌース教授 / 人形の魂 日本人形からLABUBUまで / 胃がん対策 / 赤ちゃんの匂いと加齢臭 / 「光速を超える方法」

「>120」の向こう側にある景色 ―太郎が自分の血圧と向き合うまで― 1. 血管の「ささやき」と、デジタルの「叫び」 この物語の主人公は山田太郎と言います。ちょっと医学に詳しい60歳。 薬を飲むのが好きか嫌いかを問われると太郎は前者です。抗アレルギー薬などは、「片っ端から自分で試してみる」タイプ。それでも「血圧を...

レター#AI

アドレナリン市場 / 手術のついでに卵管切除 / HPVワクチン / 予見できるがんは希少がんになるか / ロールシャッハ / コンテクストの重要性 / 生成AI時代の論文

アドレナリン市場(1) アドレナリン点鼻薬のネフィーが使えるようになりました。アナフィラキシーに対する緊急補助治療薬です。1mgと2mgがあって、後者は24672.1円の薬価が設定されています。アルフレッサが発売。製造後2年使用できるのが良い点でしょう。エピペン0.3mg(10203円/筒)を処方するにはそれに加...

レター#AI

乳がん検診の歴史 / 乳がんガイド / インターネットで学ぶ手法

乳がん検診の歴史 「2年に1度」とされています 日本の乳がん検診は、21世紀以前は「視触診」が中心でした。しかし触って確かめるだけの方法では、早期発見には限界があり、死亡率低下という目的は達成しにくいものでした。その後、欧米の研究でマンモグラフィーが死亡率を下げることが示され、日本でも2000年前後から本格的な導...

レター#AI

行き詰まった人へ数学者からのアドバイス / 血圧測定時に死んだふりをすると / AI時代の食卓 / 薬が効いたかの判断は難しい

壁を前に、学者はどう振る舞うか あるインターネット掲示板に、こんな質問が出ていました。 「数学オリンピックの難しい問題に取り組んで、4時間も5時間も考えても全くアイディアが出ません。自分は数学の道をあきらめるべきでしょうか?」 正直に言えば、この質問は冗談(いわゆる“釣り”)の可能性もあります。しかし、もし本気で...

レター#AI

A1c 6.1 / 数学者の頭の中

「言語ゲーム ― Term 6.1」 患者のA1cが6.1%であった。 6.1という数字で何を思い浮かべるだろうか。カリウムなら「やべー」であろうし、A1cであれば「ああ、食後に上がってるな」である。 そういう職業である。もちろん赤血球寿命は人により違う。血液内科が専門であれば「おや、鉄欠乏?」などと思うのかもし...

レター#AI

「薬で痩せる時代」 / 失敗から学ぶ / 映画会社のA24

「薬で痩せる時代」の封筒は重かった 販売促進のために、製薬メーカーが重たい資料を送ってきました。無駄だと思いましたが「読ませる」が目的ならば達成はしています。 思い出したのが先日、「ダイレクトメールを読ませるための嘘800通り」、という記事を読みまして、その内容。 How Many Lies Can You Fi...

レター#AI

外来にありがちなこと / 血液でがんがわかるのか / AIに聞く時代

私の外来にありがちなこと しばしば患者さんたちは独特の言い回しをしますが、発想が違うため自分のワーキングメモリ(短期記憶部分)でインデックス化(何かと関連付ける作業)できず記憶の宮殿に残らないのです。半日経過する頃には忘れているのが残念。だから時々診療が終わってすぐにメモをすることがある。このセリフもその一つです...

レター#AI

筆記用具 / 病名の独り歩き / 学校検診 / 「ええ、ままよ」

筆記用具 最近ずっとこればっかりっていうのが「ぺんてる ボールペン ゲルインキ エナージェル インフリー 0.4mm クリア軸 」です。 ペン先が細くて長い:シャープペンシル的な見た目ですが、紙のどのポイントから書き始めるか、狙いを付けやすく書いている線が認識しやすい特徴があります。 整った字やイラストを書きたい...

レター#AI

x=t/3 の人生地点を振り返る / 不眠 / ジャンクフードと脳 / 柑橘類とうつ病 / 鼻スプレーとTBI / テクノストレスとは

x=t/3 の地点を振り返る 1987年、19歳の3月29日、私はニューアークにある空港から電車を乗り継ぎ、「このあたりは空が広いな」などと思いながら5階建てのレンガ造りのビルの前にのんびり佇んでいました。その後生死の狭間を目撃するという自覚もなしに。 バックパックを背負い旅をすることに憧れていた自分は、春休みに...

レター#AI

靴下占い / 医学教育とクロスワード / 論理的思考 / 効率性とAI / クッキー缶

靴下占い 診察でベッドに横になってもらう事が多いのですが、その時に履いている靴下は否応なしに見えますよね?するとその個性に驚くわけです。 だから他院との差別化に「 靴下占い 」をしたらどうだろう、と思いつきました。 早速患者さんに 「靴下占いをしましょう、その靴下はどこで買いましたか?」 と言ってみた。 靴下にも...

レター#AI

ビーツジュース / 内視鏡写真の著作権 / アルツハイマー病 / AIと独学 / 言語と思考 / プレグネノロンと疼痛コントロール

ビートルートジュース 映画『ビートルジュース ビートルジュース』9/27 金 日本公開! 無機硝酸塩がアスリートのパフォーマンスを上げるという報告が相次いでいます。オリンピックの選手たちも飲んでいるのでしょうか。今までは発癌とかメトヘモグロビン血症の可能性を指摘されていたのが変化してきたらしいと知りました。どうり...

レター#AI

イッヌ / LLMで英語学習革命 / ミニトマトをつまみがち / 塩分摂取量の意識 / 認知症に向いた否定的な意識 / 経口補水液が使われないがち / おかめそば

イッヌ、ぬこ、とりさん 友人がある日、 Canine (英語で犬のこと、医学部ではよく使うかしこまった言葉です。彼らを実験動物として扱う事があり、なんとなしに一歩引いてしまい、このような呼び方をして心理的な安全性を保ちたいのだと思います)のことを「 イッヌ 」と読んでいました。これは「 ドッグ 」の日本語訛りらし...

レター#AI

コロナ後遺症 / 早期がん発見アルゴリズム / 生物発光とコミュニケーション / AIは課題の発見が苦手 / データ主義

コロナ後遺症について 東海大学東洋診療科の野上准教授の外来に訪れるコロナ後遺症の患者さんについて教えていただきました。 男女ほぼ同数で年齢によるばらつきも少ない印象。症状はだるさが多くを占め、あとは個別に頭痛や咳などと続きます。 隠か陽かで言うと、ほぼ隠。陽の人も若干いる、ということは重要かと思います。私はこれで...

レター#AI

AIと人間の知性の話

大規模言語モデル(LLM)の一つ、 chatGPT が非常に人間らしい答えを書いてくれる時代になりました。皆さんへの私の返答も、GPTによりブラッシュアップされます。すっかり人工知能に頼った生活になっており、知性とは何なのかという問題にもう一度突き当たります。 LLMの成果物としては、openAI社の開発したGP...