#エコー

エコー検査

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超音波検査(エコー)について

内視鏡検査とあわせて、超音波検査(エコー)を行うことがあります。

エコーは、検査室に患者さんを呼んでから結果が出るまでが速い検査です。採血のように翌日を待つ必要はありません。プローブ(探触子)を皮膚にあてた瞬間から、臓器の動き・血流・形の変化がリアルタイムで見えてきます。この「即時性」こそが、エコーの最大の強みです。

院長は、大学院生時代に横浜市立大学福浦病院の第3内科でエコーの基礎を学びました。1990年代、ちょうど肝臓がんに対する経皮的エタノール注入療法(PEIT)が始まった時期にあたります。PEITはエコーで針先を見ながらがん病巣にエタノールを注入する治療法で、画像の読み取りに高い精度が求められます。そのような現場で多くの症例に触れ、また肝炎患者さんの血流が日々刻々と変化していく様子を繰り返し観察するなかで、エコーの「その場で判断できる力」を体得しました。

前院長である父は、エコー検査の黎明期から関わっており、まだCTやマンモグラフィーなどがない時代から、急性腹症の診断や、乳がんなどの診断に活用していました。エコーの応用範囲は極めて広く、私も腹部のみならず、乳腺、甲状腺、四肢、胸部などの研鑽を積み現在に至ります。内視鏡だけのクリニックを名乗っていないのは、実臨床での重要性はエコーが内視鏡に勝ると思っているからです。

一方、内視鏡については、東京大学分院系列の専門家たちから手ほどきを受けました。

内視鏡とエコー、どちらも高い水準で使いこなせる医師は、実は多くありません。それぞれ別の技術体系を持ち、別の経験が必要だからです。当院は見立てが良いとの評判がありますが、この「両立」が大きな理由の一つです。たとえば、内視鏡で消化管の粘膜を丁寧に観察したうえで、同じ診察の流れのなかでエコーにより肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓などを即座に確認できる。この組み合わせが、病態を深く理解することにつながっています。