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39度出たら / 野菜が苦手 / 週刊誌の煽り見出し / 基幹インフラ / 重要インフラ / 2024年の医療 / 2025年以後

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目次

39度出たら

僕はナースステーションの温度板(バイタルサインを見やすいグラフにしたもの)が好きで、誰か先輩が温度板にどんどん色鉛筆で書き入れて治療経過が良く見えるようになっていたので、カルテ見るよりわかりやすいなと思って小さい文字で詳細を書いて一目でわかるようにしていました。デジタルの時代、どうなってるんでしょうか。

一目で状態が把握しやすいですから、血圧の記録も好きなのはグラフ形式ですし、ブリストルスケールも1~7をグラフ形式にした方が良いかも?などとは思います。

39度以上の熱が出た時にこう振る舞うと良いです、みたいな説明を書いておきます。これは小児には適応されませんのでご注意を。

一人はだめ、助けを借りる:独居である時点で脆弱です。独居の方は日頃からdiscordなど、リアルタイムで状況を家族や知人と共有できる仕組みを必ず作っておいて下さい。discord以外ではLINE通話や高齢者用見守りサービスなどがあると思います。自分でお医者さん探しとかしんどいですから。

記録:発熱した日を第0病日とし、第1、第2、と発熱の様子を記録することが重要です。温度板では3時間毎とか6時間毎に記録をしますが皆さんは、高いかなと思ったら測定、下がったなと思ったら測定で良いと思います。1日の中の最高体温、最低体温がわかれば十分。温度板には、体重、水分摂取量、食事の摂取量、尿量、排便の有無、血圧、脈拍、呼吸数も書かれますが、自分ではたぶん出来ないし、出来なくて良いです。スマートウォッチが勝手に記録してくれる時代が来れば良いな。

重要:意識障害、けいれん、呼吸困難がある場合、救急車を呼ぶことを考慮して下さい。これは助けを借りていないと出来ないことではありますが。

マダニ、ツツガムシなど:発熱のうち緊急性があるのは、髄膜炎、心筋炎、ツツガムシ病、マダニ感染症などです。髄膜炎、心筋炎は上記重要事項の症状が出るでしょうから救急車を呼びます。どこかに虫刺されのあとが見つかりそれがツツガムシやマダニの可能性がある場合も緊急性がありますから病院に連絡します。壊死性筋膜炎も緊急です。

発熱外来:多くの発熱外来ではコロナとインフルエンザしか検査をしないので、市販のキットで自分で検査するのとほぼ変わりません。背景の基礎疾患や、その時点での流行により最適解が常に変わるのが発熱の診療で、たいへん奥が深くまだまだ進歩の余地があると考えます。受診を希望するときは発熱外来を検索して問い合わせましょう。

そもそも論:しかし迅速検査が行える病気は少ないので、診断つかず、が多いです。したがって症状経過を記録することが重要です。通常4日以上経過を見ないと判断がつきません。緊急の場合を除きそれより早く抗生物質を使いたくないのは、例えばEBVにABPCを使うと薬疹が起きるからです。解熱剤もアセトアミノフェンが推奨されるのですが、他のものを使ってライ症候群が起きたりすると嫌だから。アセトアミノフェンは常備すべき。アセトアミノフェンの使用量は以前よりも多くなっていて1回500~1000mg、1日最大4000mgとなりました。

発熱の随伴症状:皮膚に発疹があるか、口の中に発疹が出ていないか、扁桃腺が腫れていないか、首のあたりのリンパが腫れていないか、咳、痰の有無、腹痛、下痢、嘔吐の有無、腰の痛み、関節の痛み、尿はちゃんと出ているか、背中を叩くと痛くないか、先行して感染症状があるかどうか。それらをメモして教えてくれると医師は助かります。

だるいから、と寝ていると忘れがち:水分摂取やクーリングはいつも重要です。

その他:上記で触れていないのは熱中症、好中球減少症などですが、患者背景により考慮すべき病気は異なりますので、普段から自分の病歴をまとめたり、主治医が書いてくれたサマリーを理解するように努めておくと良いですよ。

僕は野菜が苦手で

僕は小さな頃から野菜が苦手で母を困らせていました。

大学に入って割合すぐだと思いますが友人に誘われ政府ODAの見学をしにネパールに行きまして。

大学入試の面接で「途上国で医師をしたいので、医学部を受けています」と答えたのはネパールで活動している大木神父の話を聞いた事から適当に思いついた話ではありますが(大学からすれば海外進出しようとしている受験者を合格させる必要はなく、本来は悪手)そんな台詞を言ってしまった責任は少し感じていました。運良く合格はしていましたし、ネパール、ポカラを見学に行くという友人の誘いを断る理由はなかったのです。その後身体を壊して外科は諦め国内にとどまるわけですが。

まだ革命前でのどかな国でした。食べるものがあわずに苦労しましたが10日強を無事過ごし、帰ってきた時には味覚が変わっていたのでしょう。「美味しい、美味しい」と日本のサラダを食べている自分を見て母が驚き、ネパールに感謝していました。

その後約40年が経ちました。再び野菜が徐々に苦手になっています。不思議じゃありませんか?

こんな自分、とりあえず野菜が苦手な子供の気持ちはよくわかります。私は決して食わず嫌いではなく、口の中に入れ、味わって、その上で「合わないな、好きではないな」と表現していたので、味、舌触り、歯応え、香りの受け取り方は覚えているわけです。

明確に分解しきれない雑味や苦味、あるいは香りを「いやだな」と感じるのか、「調和している」と感じるかは人それぞれで好みがあるのではないか。自分の場合は食感も苦手だと感じる一因でした。口の中が痛いと感じたり。あるいは食べる時に汚れやすい、野菜についている水滴がいやだ、いろんな嫌がそこにはあった気がします。

「実は野菜が食べられない」と告白した農家の方がいらっしゃいましてシンパシー。あなたのこと、大好き。自分も野菜が嫌いで青汁みたいなのにチャレンジするけれどすぐに飽きている事や、なんならカロリーメイトで一日過ごしている事を話したらとても喜んで帰りました。

その後の報告で、カロリーメイトとお粥とお魚と、青汁だけであると不味いのでりんごとバナナを追加して、あとヨーグルトを食べているという事でした。ところで甘酒ヨーグルト、という商品を見つけてこれが美味しくてお気に入りなのだと言います。

そして少し胃酸が出るのとお腹が空かない事で悩んでいるとのことでした。

こういうやり取りは「ナラティブ」と言います。自分の体験について粒度高く、それに加えてその時の自分の心の動きを加えて語る、非常にスムーズなコミュニケーションの基本になりますので、社会に出る場合も、そしてAIを部下にする場合でも心がけたいですね。この方は自然にそれが出来ていて素晴らしい。

そこで自分の人生経験を話すターン。(年上の人に対して笑)

「だったら消化管が動くように咀嚼(噛むこと)が大切なのかもしれないですね、ハンバーガー食べてみてくださいよ」と自分は言いました。

「ハンバーガーってどういう?」

「マクドナルド」

「マクドナルドの何ハンバーガーですか?私はなんとかフィッシュしか食べたことがないです」

「ダブルチーズバーガー(ダブチー)が良いと思います」

「お肉が良いんですか?」

「そうじゃないんです。大先生は長生きしたいみたいで昔からフィレオフィッシュですけどね。僕は長生きはしたくないからお肉ですけど、そういう話じゃないんです。この前僕はダブルチーズバーガーを食べたんですよね。そうしたら、マクドナルドのハンバーガーはジューシーではないのか、すごく一生懸命噛まなければ食べられない事に気づきまして、そしてダブルチーズバーガーを食べ終わる頃には顎がヘトヘトに疲れている事に気づいたんです。久々だったので満足はしました」

「噛むのに疲れたんですか?」

「そうです。ハンバーガーで顎が疲れるぐらいじゃあ、俺は駄目だな、終わってるなと思いました。そしてあなた、お粥っておっしゃいましたよね?それに魚、ヨーグルトでしょう?きっと顎が弱っているんじゃなかろうか、そう思ったんです。マクドナルドのハンバーガーを食べて、顎が疲れちゃう自分を実感してみたらどうかな、そう思いました」

「ああ、じゃあお粥を普通のご飯に戻さないといけませんね」

「正解、大先生は昔から言っています。お米はしっかり噛んで食べればお粥と同じなんだ。ご飯とあんこを食べたら胃の中でおはぎになるんだ。お餅にはならないと思いますが」

「じゃあそうします」

「あとお魚は焼き魚にしてもらってもいいですか?」

「焼き魚ですか?どうしてですか?」

「お粥じゃなくてご飯にして下さい、だけだったら大先生の真似してるだけで、ちょっとは自分オリジナルの指導をしたいからですね。焼き魚を食べることって箸を駆使しますし、時間がかかるから血糖値が上がりませんし、骨が入ってるかな?って舌で確かめるから舌のトレーニングにもなりますし、それが脳トレにもなりますよ。だから焼き魚でお願いします」

「わかりましたそうします」

胃が弱いと称して柔らかいものばかり食べていると、もっとだめになってしまうので、いろいろ励まして硬いものも食べていきましょうねみたいに言うんですけど、ダブチーの話は実話です。僕はもうだめだ。

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週刊誌の煽り見出しで被害を被るのは患者さん

以前の自分の日記に、こんな記述がありました。

本当のヤブ医者は、週刊誌で副作用を大々的に報じられる薬を、あえて避けて使っていてタチが悪い。

当院に初診で来院する患者さんの4割は、他院でそれまで使っていた薬を微調整することで問題が解決しています。副作用と言えるものもありますが副作用と呼べないようなものも多く、不適切な使用でもない。経験が豊富だからこそ「薬は複雑だな」を一番わかっているという自負はあります。

一方週刊誌の煽り見出しが役立った事など一度もありません。使い古された単純な情報に再度着火しているだけです。SNSでは、一般人の記憶力が悪いことを利用して同じネタを数年に1度投下すると燃焼し、多くの稼ぎが得られるわけですが、それと同じです。オリジナリティなどどこにもない。

そして、問題はここからです。明らかな副作用なのにそれを放置するようなヤブ医者が使うのが決まってあんまりメジャーじゃない、週刊誌には登場しないような薬、という印象です。ヤブ医者にもノウハウがあるはずです。週刊誌に登場しないような薬を使うのは基本なのかもしれない。

売り上げの多いメジャーな薬ほど、副作用情報が集積され、相互作用が研究されやすいです。したがって、王道としては、週刊誌の見出しに載るようなお薬を使うのが安全、みたいな考え方もできるでしょう。

自分の場合は同系統の薬が多数ある場合、1番目か2番目に開発された薬を使うことが多いのですが、考え方としては同じで、それが後々メジャーになり理解しやすくなるから、という理由です。

一方で新規製品を売りたい会社からすると、週刊誌の煽り見出しは「お、これで旧製品の処方控えが起きれば新製品が売れるチャンス」ぐらいの気持ちじゃないかなと思います。だから正式な抗議はしない。

こんな広告一つが、社会は回ってるんだなということがわかる教材です。見出しを読み不安になるのは間違っています。人間の行動って興味深いな、と程度に思っておいていただければ。

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基幹インフラ

基幹インフラとはなんでしょう。それに関わる法律は、経済安全保障推進法(令和4年法律第43号)に基づく「基幹インフラ役務の安定的な提供の確保に関する制度」です。この制度は、基幹インフラの重要設備が外部から妨害行為の手段として使用されることを防止することを目的としています。

米国には一足先2017年に成立した重要インフラ保護法というものがありますので、比較しつつさらに理解に努めようと思います。

Critical Infrastructure Protection Act - American Legislative Exchange Council

日本の経済安全保障推進法に基づく基幹インフラ制度と、米国の重要インフラ保護に関する規定を比較すると、以下のような特徴が見られます。

日本と米国の比較

日本の13分野/米国での規定

  1. 電気/発電・送電施設
  2. ガス/天然ガス関連施設
  3. 石油/石油精製所
  4. 水道/取水施設、水処理施設、廃水処理場
  5. 電気通信/有線・無線通信インフラ
  6. 放送/ラジオ・テレビ送信施設
  7. 郵便/なし
  8. 金融/なし
  9. クレジットカード/なし
  10. 鉄道/港湾、鉄道、トラックターミナル等輸送インフラ
  11. 航空/港湾、鉄道、トラックターミナル等輸送インフラ
  12. 空港/港湾、鉄道、トラックターミナル等輸送インフラ
  13. 港湾/港湾、鉄道、トラックターミナル等輸送インフラ
  14. なし/化学薬品、ポリマー、ゴムの製造施設
  15. なし/鉄鋼製造施設
  16. なし/CFATS(対テロ危険物) プログラムで規制されている施設

米国は金融などは別の法律・専門の担当官庁で管理されています。

国として大切なインフラを、テロや他国の攻撃などから保護し、さまざまな手段で防衛する考えは比較的最近の事なのだなあ、もちろん911(2001年)がターニングポイントになっているとは思うのですが、それから20年経過して法として形になってきた、と言えるのだろうと思います。

なぜ医者がこういう勉強を?いや、これからそれを書きますから。

重要インフラ

重要インフラという言葉は「重要インフラの情報セキュリティ対策に係る第X次行動計画(改訂版)」で登場しますが、サイバーセキュリティ基本法(平成26年法律第104号)に端を発し、主に情報セキュリティに関わっています。現在は15分野が規定されています。

重要インフラグループ - NISC

「情報通信」、「金融」、「航空」、「空港」、「鉄道」、「電力」、「ガス」、「政府・行政サービス」、「医療」、「水道」、「物流」、「化学」、「クレジット」、「石油」及び「港湾」の15分野となっています。

唐突に「医療」が入ってるのにお気づきですか。(化学も入ってますね)しかしこれは不思議な事ではありません。米国国土安全保障省は2013年(平成25年)に16の重要インフラセクターを指定しており、その中に「医療と公衆衛生」(Healthcare and Public Health)が含まれているのです。その他の15は、「化学」、「商業施設」、「通信」、「重要製造業」、「ダム」、「防衛産業基盤」、「緊急対応機関」、「エネルギー」、「金融サービス」、「食料・農業」、「政府施設」、「情報技術」、「原子炉・核物質・核廃棄物」、「輸送システム」、「水・排水システム」でありまして、日本のサイバーセキュリティ基本法はそれをフォローしたと言えるかもしれません。

このインフラのセキュリティ議論は国連でも行われています。主にサイバーセキュリティ関連なのですが、私の同級生の赤堀毅が担当大使だった関係で、本を上梓しています。

サイバーセキュリティと国際法の基本

エストニア……サイバー政府で有名な国ですが、その首都タリンに専門家たちが手弁当で集まってサイバーセキュリティに関して議論し作られたのが2013年のタリン・マニュアル1.0です。以後アップデートが続いています。

国連ではサイバーセキュリティに関する政府専門家会合(GGE)が定期的に開催され、報告書が定期的に採択され現在に至ります。

ちなみに重要インフラ、息子に教えてもらったのですが、「港湾」は当初入っておらず、名古屋港のサイバー攻撃(2024)に関連して追加されたとのことでした。米国では最初から「港湾」入っていたのに、なぜ日本は、と思わないでもない。

www.nisc.go.jp

所轄官庁

重要インフラに関する各分野の担当省庁は次のとおりです:

  • 金融庁:金融分野
  • 総務省:情報通信分野および地方公共団体に関連する分野
  • 厚生労働省:医療分野
  • 経済産業省:電力、ガス、化学、クレジット、石油分野
  • 国土交通省:航空、空港、鉄道、水道、物流、港湾分野

それぞれの省庁が、該当する分野の重要インフラの管理や保護を担当しています。

医療・公衆衛生というインフラをどう支えるのか

という問題、DXが進んでいない医療に関して言うと、サイバーセキュリティの役割は見えにくい状態です。他の分野ではコンピューターがすべてを制御するのに対して、医療・公衆衛生はそうじゃない。したがって全体を強化する事が考えられてきています。まとめると以下。

  • システムの強化:中核医療施設の整備・ネットワーク化、地域保健システムの強化、疾病サーベイランス体制の構築、人材育成、法制度整備などがあり、地方での人材不足などの問題はあるものの、多くの災害がある日本では比較的順調に進んでいます。マイナンバーカード利用はここです。
  • 強靱かつ包摂的な保健システムの構築:地域包括ケアの推進:医療・介護と生活の一体化、5つの要素(介護、医療、予防、住まい、生活支援)の一元化が今回の医療保険改訂でも行われていますが、医者の役割は変化しつつあります。高齢者医療の(金額的な)制限は議論を避けられない部分でしょう。1割とか2割とか言っている部分はここ。
  • 人材育成と能力強化、保健人材の育成:これは少子化により極めて難しくなっている部分で、リスキリングなどで解決できるかみたいなところ。
  • コミュニティの能力強化:住民力・地域力のエンパワメントあるいはセルフケア・マネジメント力の向上もやはり少子化により大変困難な部分です。地域格差はさらに拡大しますしね。割合大きなジレンマを持つ部分。一方人口の多い都市部では希望がある。SNSの影響を受けてしまう部分。
  • 疾病に強い環境整備:水・衛生、栄養・食料、教育、ジェンダー等の分野での取り組みおよび、ヘルスプロモーションの推進、これはふわふわっとしていますが、民間分野での取り組みが主体になるかと思います。マスコミの使命感が弱い日本ではどうなのか。これもSNSの強い影響を受ける部分です。
  • 気候変動対策:GHG排出量削減を目的とした都市の再設計、公共交通機関の強化:沿岸地域や過疎地はある程度切り捨てるような政策決定が必須になる可能性はあります。厚労省の領域ではないですが、医療とも関わります。
  • 国際協力と資金調達:日本のみならず、低・中所得国への支援:保健医療システム強化と環境影響軽減のための支援。今回コロナで明らかになった種々の問題に対して取り組んでいくと思いますが、事件がないと停滞しがちであり、継続的に進めていく必要はもちろんあります。

そしてこれらの課題はDXが起きないと解決の糸口さえないわけで、DXとサイバーセキュリティをセットで考え、医療と深くシンクロさせていく必要があります。

例えば病院システムの老朽化、システム更新の滞りは大きな問題だと捉えられており、コスト問題を解決するのが共通電子カルテやクラウド化だ、と位置付けられています。

お金が動かないと世の中は動かないので、補助金を使って誘導している最中ですが、それが有効活用されるかどうかはまた別の問題です。

話は違いますが「直美」などという問題も、お金の流れを支配しないと解決は難しく、先を考えて制度設計をしていく必要があるのですね。(例えば、美容外科の医療事故に対する制度設計を行う事で、直美が必ずしも安易な道じゃない、という風に制度設計することが可能です。日本の美容外科は皆保険制度にただのりしています)実にチャレンジングな分野だな、と思います。

ここまでの話で、どうして医者が重要インフラの勉強をしているか、お分かりいただきたいと思います。

医療の現場は脆弱で、攻撃対象にされやすい

どのシステムにも脆弱性はありますが、サイバー攻撃をする人間から見て比較的簡単でコスパの良い攻撃対象と理解されているのが医療現場であり、マルウェア攻撃が後を絶たない状態です。

令和5年4月1日、医療法施行規則改正により医療機関等へのサイバーセキュリティが義務化されました。 これを受け、厚生労働省は5月31日に「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第6.0版」を正式決定し、公表しました。 さらに6月9日に、■医療機関におけるサイバーセキュリティ対策チェックリスト、■医療機関におけるサイバーセキュリティ対策チェックリストマニュアル(医療機関・事業者向け)、を公表しました。

自分の仕事としてはこの概念を同業者に啓蒙することです。一方制度に存在する不備を上(デジタル庁や厚労省の担当者)にフィードバックする極めて強い人脈を持たないのが弱い部分です。例えば現状マイナンバーカードはすでに高齢者医療を強靭にしている一方、子どもの健康を保護してくれていない、こういう問題です。例えば学校検診の結果をマイナンバーカードに紐づけるには文科省を動かさねばならない。でも先に成績との紐づけを言い出したので、上手く行ってない気がします。

話がそれましたが、こんな事を医療に関わる人々は理解しておく必要があります。そのうち法整備され、医者、ナース以外の人々もなんらかの法律で縛られるようになるはず。

要点:医療機関で要求される事

  1. 管理を外部委託している場合の責任分界の考え方
  2. ゼロトラスト思考の理解
  3. 非常時の対応方法
  4. 本人確認(マイナンバー活用)の取り入れ

まとめ

医療機関において機能を強靭にすることが求められていますが、人材や建物同様に医療システムについても時代に即したアップデートが求められています。そのうち、サイバー攻撃は実際に起きうるインシデントですので、概念を理解し、防御や復旧方法を整備することが求められています。マイナンバー利用もその一環です。

一方クラウド化が最適解ではないという考え方も当然存在します。攻撃方法によっては逆に脆弱になりますし、将来的なコストが明確ではないこともその理由です。

オンプレミス回帰も起きていますが、いくつかの明確な利点があります。まず、未知のサイバー攻撃やゼロデイ脆弱性に対して、物理的に分離されたネットワークは高い耐性を持っています。特に医療分野では、個人情報や機密性の高い医療データを取り扱うため、インターネットへの接続を最小限に抑えるオンプレミス環境は重要な選択肢となり得ます。

また、クラウド化のコスト構造、特にインフレ率を遥かに超える毎年の値上げが医療機関の財政を圧迫している中で、オンプレミスは初期投資が必要ですが、長期的な運用コストやカスタマイズの柔軟性では優位性があります。特に初期投資が少なくて済む無床診療所では、自前のサーバー管理による効率的な運用が、クラウドのサブスクリプション費用よりも負担が軽い場合があります。

一方で、人材育成や外部専門家との協力が欠かせないという点も踏まえて、クラウドとオンプレミスのどちらが最適かを各自適切に判断する必要があるでしょう。いずれにせよ、選択肢の多様性を確保することは重要であり、医療従事者はサイバーセキュリティに関する高い問題意識を持ち続ける必要があるのです。了

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2024年の医療界をchatGPTにまとめてもらう

JAMA Network

JAMA Network(米国の医師会)の2024年人気記事トップ10を見ると、米国医療分野における注目のテーマやトレンドが浮き彫りになります。このランキングから見えるのは、以下のような重要なポイントです。


1. 急性期医療とクリティカルケアの注目

  • 小児敗血症と敗血症性ショックの国際基準」や「連続 vs 断続的β-ラクタム抗生物質注入の比較試験」など、敗血症に関する研究がランクイン。敗血症は急性期医療の最前線に位置し、生存率向上や治療プロトコルの改善が注目されています。
  • これは、クリティカルケアが医師や研究者にとって常に関心の高いテーマであり、特に新しい治療法や基準の確立が期待されていることを示唆します。

2. 予防医療とスクリーニング

  • 乳がんスクリーニングガイドライン」や「妊娠中のアセトアミノフェン使用と発達障害リスク」など、予防医療や早期発見の重要性を示す研究が選ばれています。
  • 米国では予防医療が医療費削減の鍵と考えられており、医師や政策決定者が関心を寄せている分野です。

3. 慢性疾患と生活習慣病

  • アルツハイマー病の早期診断に役立つ血中バイオマーカー」や「肥満治療薬のレビュー」がランクインしており、慢性疾患に対する包括的なアプローチが求められています。
  • 特に肥満やアルツハイマー病は、生活習慣や高齢化と関連する課題として、医師が長期的な視点で取り組むべき分野です。

4. 外科的管理と手技の最適化

  • 術前皮膚消毒におけるポビドンヨード vs クロルヘキシジングルコネート」や「直接経口抗凝固薬服用患者の周術期管理」は、外科的治療や手技の安全性と効果を最大化するための研究です。
  • 医師たちは、日々の診療で即座に応用できる知見に特に注目しているようです。

5. 社会的要因と医療の未来

  • ワクチン接種が危険な転換点に近づいているのか?」という見解記事は、パンデミックや反ワクチン運動の影響が続く中、予防接種政策の重要性を問い直すものです。
  • 社会的・政治的要因が医療に与える影響も、医師たちの興味の対象となっています。

New England Journal of Medicine

*NEJM(New England Journal of Medicine)*の月ごとの人気記事ランキングを見ると、トップクラスの医師や研究者がどのような分野に注目しているのかが浮かび上がります。以下に、このランキングから見える傾向を分析します。


1. がん治療と個別化医療への関心

  • 「ネオアジュバント療法(NivolumabとIpilimumab)を用いた切除可能なメラノーマ」や「EGFR変異を有するNSCLCへのAmivantamabとLazertinib」といった研究は、免疫療法や分子標的薬が引き続き中心的な関心を集めていることを示します。
  • がん治療においては、個々の患者に最適化された治療戦略を追求する傾向が強まっており、特に免疫療法や新規薬剤の臨床試験結果が注目されています。

2. 心血管疾患の革新

  • 「経カテーテル弁修復(TAVR)による心不全の治療」や「ミトラル弁逆流に対する手術 vs カテーテル治療」がランクイン。心血管疾患における新しい非侵襲的治療法への注目が高まっています。
  • 高齢化社会において、心血管疾患の負担を軽減するための革新的治療法は、全世界的な優先事項となっています。

3. 慢性疾患と新しい治療戦略

  • 「Semaglutideによる慢性腎疾患の改善」や「肥満に関連した心不全の治療」など、肥満や慢性疾患への新しい治療法が注目されています。
  • 糖尿病や肥満に関連する薬剤が慢性疾患の幅広い管理に利用される可能性を示唆しています。

4. 新技術と革新薬

  • 「RNA干渉療法(ZodasiranやPlozasiran)」や「遺伝子編集(CEP290変異関連網膜変性)」の研究がトップにランクイン。次世代の生物学的治療法への関心が明らかです。
  • 遺伝子治療やRNA療法などの画期的な治療法が、希少疾患や治療が難しい病態における新たな希望となっています。

5. 感染症と予防医療の重要性

  • 「COVID-19後遺症の研究」や「HIV予防のためのLenacapavir」といった研究は、感染症の管理が引き続き主要な関心事であることを示しています。
  • 感染症のパンデミック後、後遺症や予防策に焦点を当てた研究が増加しており、特に公衆衛生と個人医療の交点での知見が求められています。

6. 高齢化社会への対応

  • 「高齢者における侵襲的治療戦略」や「骨粗しょう症の治療」など、高齢者を対象とした研究が目立ちます。
  • 高齢化に伴い、医療は疾患の管理だけでなく、患者の生活の質を向上させる治療法にシフトしています。

BMJ Evidence-Based Medicine

BMJ Evidence-Based Medicine(英国の医学雑誌です)の2024年人気記事ランキングからは、医療の情報解析分野における現在の関心やトレンドが明らかになります。以下に、ランキングの内容を分析し、そこから見えるものを考察します。


1. エビデンスの評価と活用

  • 「Rapid reviews methods series」関連の記事が複数ランクインしています。これは、文献検索や質的証拠統合、患者や政策立案者を含む利害関係者との連携に関する指針を提供するシリーズです。
  • 「エビデンスの多様な定義を探る」というスコーピングレビューも含め、BMJの読者はエビデンスの収集、評価、解釈、そしてそれを医療実践に結びつける方法に強い関心を持っていることがわかります。

2. 患者中心の医療と意思決定

  • 「The Six Steps of SDM(Shared Decision Making)」や「エビデンスの可視化」に関連する研究がランクインしています。患者との共有意思決定を支援する方法論や実践への導入が重要視されていることを示唆しています。
  • 特に「Choosing Wisely」の10年後を振り返る記事では、患者中心の医療の意義と進化が議論されています。

3. 疾患の予防と新たな治療法

  • 「Curcuminとプロトンポンプ阻害薬の機能性ディスペプシアにおける効果」や「アレルギー性食品の乳児期導入が免疫系に与える影響」は、疾患予防や新しい治療法への関心を反映しています。
  • これらの研究は、医師たちが非侵襲的または日常的な介入で患者の生活の質を向上させる方法を模索していることを示しています。

4. 医学研究におけるバイアスと透明性

  • 「Catalogue of bias: racial bias」や「RIVA-C(報告インフォグラフィックと視覚的抽象のチェックリスト)」は、研究におけるバイアスの排除と結果の透明性に焦点を当てています。
  • 医学研究がより公正で信頼性の高い方法で行われるべきであるという認識が高まっていることを示しています。

5. AIと医療の融合

  • 「GPT-3.5 turboを使用した系統的レビューのスクリーニング強化」という記事は、AIを活用して医学研究を効率化しようとする動きを示しています。
  • AI技術は、膨大な量のデータを迅速かつ正確に分析し、意思決定をサポートするためのツールとして重要性を増しています。

6. 国際的な視点と多言語の取り組み

  • 「非薬物療法の原発性月経困難症への効果」や「健康技術評価における迅速なアクセス」といった記事は、多国籍・多言語の視点で医学知識を広げています。
  • 国際協力や地域特有の健康問題に対する取り組みが増していることを示唆します。

BMJ Open

BMJ Open の 2024 年人気記事ランキングを分析すると、エビデンスベースの医療(EBM)や患者中心のケア、社会的要因が医療に与える影響についての興味深い洞察が得られます。以下に、このランキングから見えるトレンドを考察します。


1. 患者安全とコミュニケーションの重要性

  • 「コミュニケーションが患者安全に与える影響」に関する体系的レビューのプロトコルがランクインしています。医療現場でのコミュニケーションの質が、診療エラーや患者安全に直結することへの関心が高まっていることを示しています。

2. パンデミック後の影響

  • 「長期 COVID 患者の生活の質と機能的制限」や「長期 COVID 疲労症候群への低用量ナルトレキソンの試験」は、パンデミックが長期的に健康や医療に与える影響への注目を示しています。
  • COVID-19後遺症が新しい慢性疾患として認識されつつある中、これに対する介入法や患者支援の重要性が浮き彫りになっています。

3. 社会的健康格差

  • 「米国の寿命と死亡率における社会的要因」や「認知症リスク因子研究における人種・民族的少数派の表象」に関連する研究は、健康の社会的決定要因が患者の健康格差に与える影響への意識の高まりを示唆します。
  • 医療研究が社会的公正を考慮し、多様な背景を持つ人々に適切に対応する必要性が認識されています。

4. 公衆衛生と環境の役割

  • 「都市部の緑地が健康に与える影響」は、気候変動と健康の交差点での課題に焦点を当てています。都市環境の設計が熱中症や関連疾患の発生にどのように寄与するかが注目されています。

5. 慢性疾患と予防的アプローチ

  • 「LDLコレステロールと長期死亡率の関連」や「反復性尿路感染症予防におけるメテナミン・ヒッピュレート」など、予防的アプローチが特定疾患の管理において重要な役割を果たしていることがわかります。
  • 医師たちは、慢性疾患を未然に防ぐ手法に強い関心を寄せています。

6. 患者中心のケア

  • 「患者の価値観と好みを医療に統合する」という体系的レビューは、患者が医療意思決定プロセスに参加できるようにする方法への関心を反映しています。
  • 共有意思決定(SDM)の重要性が改めて強調されています。

7. 産婦人科と女性の健康

  • 「胎児膜早期破裂のリスク因子」や「婦人科がん治療後の女性の性体験と対処戦略」が含まれており、女性の健康に関連する問題が継続的な研究対象であることを示しています。

プライマリ・ケアから見た2024年医療の進歩:2025年への希望とメッセージ

2024年の医療界を振り返ると、世界中で数多くの革新や研究が進み、医療の在り方を根本から見直すきっかけが生まれました。JAMA NetworkNEJMBMJなどの主要医学誌に掲載された人気研究から、私たちプライマリ・ケアの現場で活用できる知見を振り返りながら、患者さんと医療者がともに歩む未来について考えます。


1. 予防医療の進化:健康を守る力を強化する

2024年は、予防医療と早期発見が引き続き注目を集めました。たとえば、乳がんやアルツハイマー病の早期診断ガイドラインの研究、LDLコレステロールが長期死亡率に与える影響に関するデータは、日常診療で役立つ実用的な知識を提供しています。

健康診断やスクリーニング検査を通じて、細かな数字が気になるかもしれませんが、俯瞰的に理解し役立てていきたいです。

個人的には健康診断やドックを評価しているAIの大幅なアップデートが必要だと思います。


2. 慢性疾患と生活習慣病:持続可能な健康管理

肥満や糖尿病などの慢性疾患に関する新しい治療法が次々と開発されました。SemaglutideやTirzepatideなどの薬剤が、肥満や関連する心血管疾患に対する効果を示し、多くの患者さんに希望をもたらしました。

GLP-1は、肥満の研究をしていた自分にとっては親しんだ物質です。ゲームチェンジャーであるとともに、今後さらに多くの知見が蓄積されるでしょう。さまざまな依存症もそうですが、意志の力ではどうにもならないのが生活習慣病です。社会として取り組んで行きましょう。


3. パンデミック後の医療:新たな課題に立ち向かう

COVID-19後遺症やパンデミックがもたらした新しい課題にも、多くの研究が光を当てました。長期COVIDの症状やそれに対する低用量ナルトレキソンの試験などは、パンデミックが医療の枠組みをどのように変えたかを示しています。

今まで光が当たらなかった多くの体調不良が理解され得るチャンスです。長引く症状や新しい健康課題があっても、決して一人で悩まずに相談してほしいです。解決策を一緒に探していきましょう。


4. 患者中心の医療:あなたの声が治療の中心です

患者さんの価値観や希望を重視し、共有意思決定(SDM)がさらに進化しました。医療者と患者が対話を通じて治療方針を決める文化が広がりつつあります。

そこで重要になるのが「言語化」という作業です。「お任せ」から「自己決定」という変化を辛いと思う人々も多くおられると思いますが、お手伝いしますのでがんばりましょう。


5. 健康格差と公平な医療:誰もが手に届く医療を

米国や他国で、社会的健康格差に注目した研究が進みました。都市環境や社会的要因が健康に与える影響を考える中で、公平でアクセスしやすい医療を提供する必要性が明らかになっています。

日本は経済的には皆保険であり平等ですが地域格差はあります。全ての方が公平に医療を受けられるように常に情報収集を続けています。


6. 心の健康とレジリエンス:健康は体だけではない

レジリエンス(回復力)を高める訓練や、心の健康に関する研究が進展しました。ストレスや不安が身体にも影響を及ぼすことが知られており、心と体の両方をケアする重要性が増しています。

心の健康も、体の健康と同じくらい大切ですが、そこで重要なのが「つながり」です。心配やストレスを感じたら、無理せず誰かに相談できるか、そういう環境にあるのか、それがないと感じたときには、行政や医療の助けを借りることに躊躇しないことが大切です。


2025年以後を予測

以上の文章をさらにchatGPTに読ませて、自分が考える将来の医療トレンドの要素を加味してと2025年以降の医療は以下のような方向に進化する可能性があります。それぞれのテーマを踏まえ、トレンド予測を以下に示します。


1. 環境と健康の関係

予測: 地球温暖化、エネルギー危機、環境汚染(PFAS、プラスチック)などは、特定疾患や地域医療における影響として顕在化します。

  • : 大気汚染や熱波が心血管疾患や呼吸器疾患を悪化させる研究が増加。
  • 持続可能なエネルギーを利用した医療施設設計や、環境負荷を減らす医療廃棄物管理が主流に。

2. 医療技術と倫理

予測: 高齢者や地方の「切り捨て」といった倫理的葛藤が、政策議論の中心となる。

  • 医療AIやロボット技術が「合理性」を追求する中、人間的なケアの重要性を再評価する動きが出てくる。
  • 地域格差を埋めるため、遠隔医療がさらに進化。低所得者層向けの負担軽減策も展開。

3. LLMとAIの医療応用

予測: LLM(大規模言語モデル)や生成AIが診断補助、医療教育、データ分析に革命を起こす。

  • GPTなどを利用した症例解析や治療計画の自動生成。
  • 患者とのコミュニケーションを支援する「AI医療カウンセラー」が普及。

4. 新モダリティの出現

予測: MRIやCTに代わる新たな診断技術(テラヘルツイメージングやナノテクノロジー)が実用化。

  • 放射線や磁力線を使わず、高速・高精度で診断可能な装置が増加。
  • ウェアラブルデバイスや体内埋め込みセンサーが病状モニタリングの主流に。

5. 感染症とパンデミック後医療

予測: COVID-19後遺症の治療や、次のパンデミックに備えた感染症管理が強化される。

  • : 長期COVID対策の専門クリニック設立や、新型ワクチン開発。
  • AIによるパンデミック早期警戒システムが標準化。

6. 社会構造の変化

予測: 格差社会やSNSのエコーチャンバー効果が医療政策に影響。

  • 情報の偏りがワクチン忌避やセルフケア方法に影響を与え、健康格差を拡大させる可能性。
  • 教育キャンペーンやSNSを活用した「医療リテラシー向上プロジェクト」が展開される。

7. 科学技術と医療の融合

予測: 医療と工学の融合が急速に進む。

  • 遺伝子編集技術やRNA治療が普及し、希少疾患や慢性疾患の治療が個別化。
  • 人工臓器やバイオプリンティングが移植医療を変革。

8. 高齢化と心の健康

予測: 心理社会的アプローチが重視され、心身両面の健康を支える包括的ケアが進化。

  • 高齢者の孤独を減らすデジタル技術や「レジリエンス強化プログラム」の普及。
  • グリーフケアを含む精神ケアが、通常診療の一部として定着。

まとめ

2025年以降の医療は、テクノロジーの発展と倫理的課題が交錯しつつ、環境・社会的要因と深く結びついて進化すると予想されます。最先端の技術が医療格差を埋める一方で、患者の「人間性」を尊重したケアの重要性が再認識される時代になるでしょう。

うまいことまとめてくれましたね。みなさま良いお年を。