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マイナンバーカードと個人情報について

目次

「マイナンバーカードは怖いから使いたくない」と言う方がいる一方で、個人情報の取り扱いを気にしなさすぎる方もいます。
例えば、マイナ受付で暗証番号を声に出して伝えてしまうケースも見られます。

個人情報を守るためには、過度に不安を感じることでも、まったく気にしないことでもなく、適切な知識を持つことが大切です。当院では、患者さんの個人情報を適切に管理し、安全に取り扱うことを重要な責務と考えています。

マイナ受付では顔認証がおすすめです

マイナ保険証を利用する際は、顔認証または暗証番号による本人確認を行います。

暗証番号を何度も間違えるとロックされ、解除のために市区町村窓口等での手続きが必要になる場合があります。また、暗証番号を周囲に聞こえる声で伝えてしまうと、第三者に知られてしまう可能性があります。
そのため、特別な事情がない場合は顔認証の利用をおすすめしています。顔認証であれば暗証番号を入力する必要がなく、ロックの心配もありません。
顔認証でうまくいかない場合は対面での本人確認を行いますので、遠慮なくお声かけください。

マイナ保険証のメリット

マイナ保険証には、保険資格の確認以外にもさまざまなメリットがあります。

患者さんが同意した場合、過去のお薬情報や特定健診の情報を医療機関や薬局で確認できるため、より適切な診療や服薬管理につながります。お薬以外の注射や手術の正確な情報が得られることは、大きなメリットです。初めて受診する医療機関でも必要な情報を共有できることがあり、重複した検査や薬の飲み合わせの確認にも役立ちます。
また、高額療養費制度の手続きが簡略化されるほか、マイナポータルから医療費情報や薬剤情報を確認することもできます。

マイナポータルも活用しましょう

マイナポータルでは、ご自身の医療費情報や薬剤情報、各種行政手続きに関する情報を確認できます。

マイナポータル:https://myna.go.jp/

医療機関に共有される情報だけでなく、ご自身でも確認できる便利なサービスです。受診歴や処方されたお薬を振り返りたいときにも役立ちます。

個人情報で特に注意したいこと

個人情報にはさまざまな種類がありますが、すべてが同じ重要度というわけではありません。

特に慎重に管理したい情報として、マイナンバーカードの暗証番号、マイナンバー(裏面に記載の12桁の番号)、各種パスワード、ワンタイムパスワード、SMS認証コード、クレジットカード情報、銀行口座情報、本人確認書類の画像などがあります。
これらの情報は、第三者によるなりすましや不正利用につながる可能性があります。電話やメール、SMSなどで暗証番号や認証コードの入力・送信を求められた場合は、まず相手が本当に信頼できる相手か確認するようにしましょう。

一方で、氏名や年齢、住所、メールアドレスなどの情報は暗証番号や認証コードほど直接的な危険性は高くありません。しかしこれらの情報が漏えいした場合には、不審なメールやSMS、電話、郵便物などに注意する必要があります。

すべての情報を同じレベルで心配する必要はありませんが、それぞれの情報に応じた適切な管理を心がけましょう。

フィッシング詐欺にご注意ください

近年は、公的機関や金融機関を装ったメールやSMSによるフィッシング詐欺が増えています。
メールやSMSに記載されたリンクからログインするのではなく、公式サイトや公式アプリから直接アクセスすることをおすすめします。
また、マイナポータルを利用する際も、不審なメールに記載されたURLからアクセスするのではなく、公式サイトや公式アプリから利用するようにしましょう。 マイナポータルのURLはhttps://myna.go.jp/ではじまるもの、マイナ在宅受付WebのURLはhttps://kdg.onshikaku.org/ではじまるものです。

当院の取り組み

当院では、患者さんからお預かりした個人情報を適切に管理し、法令やガイドラインに基づいて取り扱っています。
また、マイナ保険証によるオンライン資格確認についても、制度に沿った適切な運用を行っています。患者さんに安心して受診していただけるよう、今後も個人情報保護に努めてまいります。


以下は余談です

Cookie(クッキー)とは?仕組みと気を付けたいポイント

インターネットを利用していると、「このサイトはCookieを使用しています」という表示を見かけることがありますね。とりあえず同意するを押している、という方も多いのではないでしょうか。

Cookieはインターネットを便利に利用するための一般的な仕組みですが、その役割を知らないまま利用していることも少なくありません。WebサイトによってはCookieへの同意画面が表示されない場合もあり、利用者が意識しないままCookieが利用されていることもあります。

Cookieの役割

Cookieとは、Webサイトが利用者のブラウザに保存する小さな情報のことです。
例えば、

  • ログイン状態を維持する
  • ショッピングカートの内容を保持する
  • サイトの表示設定を記憶する

といった目的で利用されています。Cookieがなければ、ページを移動するたびにログインし直したり、買い物かごの中身が消えてしまったりすることがあります。

便利なCookieと注意が必要なCookie

Cookieにはさまざまな種類があります。

ログイン状態の保持やショッピングカートの管理など、サイトの利用に必要なCookieは、多くのWebサービスで利用されています。

一方で、広告表示の最適化や利用者の興味・関心の分析に利用されるCookieもあります。例えば、ある通販サイトで靴を見た後に、別のサイトでも靴の広告が表示されることがありますよね。これは広告用Cookieによって、利用者の興味・関心に合わせた広告が表示されているためです。

便利な面もありますが、自分の閲覧履歴を利用した広告表示に抵抗を感じる場合は、ブラウザや広告設定から広告のパーソナライズを制限できることがあります。

URLの確認を習慣にしましょう

フィッシング詐欺では、本物そっくりのサイトへ誘導されることがあります。その際に確認したいのがURLです。 例えば、
表示: https://www.amazon.co.jp
実際のリンク先: https://amazon-security-example.com
のように、見た目では本物に見えても、実際には別のサイトへ誘導される場合があります。最近ではメールソフトやSNS、チャットアプリなどでURLが自動的に短縮表示されることもあるため、リンクを開く前に送信元や内容を確認することが大切です。

不審な広告を減らすためのヒント

不審な広告を完全になくすことは難しいですが、次のような対策が役立ちます。

  • ブラウザやOSを最新の状態に保つ
  • 不要なブラウザ拡張機能を削除する
  • 信頼できないサイトを利用しない
  • 広告のパーソナライズ設定を見直す
  • 不審な通知の許可を解除する

また、「許可」を押した覚えがないのに広告通知が頻繁に表示される場合は、ブラウザの通知設定を確認してみましょう。